カテゴリー:

  • ハンターに物申す

    鹿猟は終了したのかな

     これは前に住んでいた、浦河のパドックに自分が書いて打ちつけていた看板です

    今日はブログというより、思い出したことを書きます…思い出すたびに、怒りがこみ上げてくる出来事…

     Photo_30

    2月というのに、みぞれ混じりの湿った物がたくさん降る日でした… 

    当時、今の環境とは正反対で馬たちを管理していたので、濡れるのは不味いかと、馬たちは厩舎に閉じ込めたままボロを拾って寝藁を交換していました…

    いきなりドカ===ン!!!

    馬房の真裏で銃声です 

    まだ若かった大豆が驚いてジタバタ暴れました 肢元にいた自分は蹴られるところでした(馬に悪気は無いです)

    急いで裏の扉から外を見たら、車に乗ったままゆっくり移動しているハンターの姿…

    車から鹿を撃つのは違法行為です…

    このマナーが悪いハンターは、撃った鹿を置いて帰りました…

    雪の中で真っ赤な血を流して暴れている鹿を遠くに見ながら、自分はどうして良いのか分からずに哀れな鹿を見つめていました

     早く楽にしてやって~~~心の中で叫びながら…

    暫くして違うハンターが来て、犬を連れて山に入りました…犬の声と共に、鹿の物凄い悲鳴です…銃声がしてすべてが終わりました…

    30分位でしたか…でも、物凄く長い時間でした…

    鹿を引き摺って帰るハンターがこっちを見ていました…血の跡が雪の上に道のように残っていました…

    別の日、3人のハンターが、馬たちの放牧地に無断で入っていきました

    丁度夕暮れで犬達の散歩の時間…普段穏やかな旦那が大声で怒鳴ってましたが、逃げようとした中の1人が運転する軽トラックが、ぬかるんだ採草地に嵌って動けなくなりました…

    旦那がトラクターで引っ張り上げてやって、おじさんを叱り上げています

    当然です 無断で銃を持って馬が居る他人の土地に入り、畑に車を乗り入れて嵌って…

    すかさず道路のもう一台を追いかけましたが、自分たちを見て逃げ去りました

    引き上げてやった軽トラックのおっさん2人を問い詰めると、『Sさんに頼まれた…

    そう抜かしました…

    直ぐに警察に連絡して、後日Sさんはこってり叱られたそうです

    そして『Hさん(自分たち)にも誤りに行きます』と言ってたそうですが、結局来ませんでした…

    こんな行いをするのは、この程度の人間です

    ハンターとは、生き物の命を左右する大仕事だと思っています

    当然、人格者でなければならないです

    負傷した鹿の放置・牧場での発砲・無断侵入…とんでもない人間が銃を持ってうろついているんです…

    浦河警察に連絡したら、違法ですから現行犯です 今度は直ぐに通報してください と言われました

    ちなみに、S藤さんは馬の繁殖牧場やってた人です 尊い命を繁殖している人間が、鹿だから…とあまりに残酷な行為に出るのは、人間としていかがなものかと思いました…

    三石で鹿と馬を間違えて撃った話も記憶に残っています…

    国家試験並み、いえ、それ以上に困難な試験を受けてハンターは選ばれるべきだと思います

    Photo_30

    一まとめに害獣と云われ、射殺される生き物たち…

    彼らは、自然と共存して、おかしなことを人間が行なっている事を知らせてくれています

    山の神の使いを、簡単に害獣と決め込んで殺していくのは、人間としては愚かな行為だと思います

    自然からのメッセージをまず聞いて欲しいです

    彼らを殺す事をスポーツと呼ぶのは、どうか辞めてください

    人間だから出来ることが有ります 

    命を奪うにもルールが有ります

    人間だから方法も選べるはずです…

    Photo_30

    生き物と向き合う時、全てを見透かされている気がします…

    彼らは、人間よりずっとずっと偉大に見えます

    人気blogランキングへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ

    ☆クリック応援いただき感謝いたします☆

  • 樹氷のような命たち

    22日の朝の写真です

    昨日は、旦那がこれ入ったままカメラ持って仕事行ってたので、アップできませんでした~~~^^

    2つのカメラを交互に使って撮っているんですが、これはポケットカメラの画像ですのであまり鮮明ではないです…

     Photo_30

    窓を開けたら、樹氷~~~!!!

    でも、気温はマイナス2~3度とそんなに低くないんです…なので、正確に樹氷なのかどうか…^^;

    牧草ロールがもう無いですネ 一週間以上持つんですが、さすがに真冬は5日くらいしか持ちません…

    凄い食欲です…

    Photo_30

    退屈そうなブライトヒル

    Photo_30

    ハースとお話してたら、いきなりハースのお尻に噛み付くブライトヒルの姿が~~~

     ガブリンコ

    Photo_30

    いって~~~なにするんだよ~~~!!!

    やり返すハースです^^

    写真の色が悪いな~~~^^;

    Photo_30

    ハースより倍以上年上の癖に…意地悪なブライト先輩ですネ この挑発する顔…

    Photo_30

    Photo_30

    暫し2頭で言い合いしていましたが、中々決着が着きませんネ^^;

    Photo_30 樹氷をバックに…ビビちゃんです^^

    まあ、毎日こやって平和な様子を書いていますが、他のどの子達にも穏やかな一生を過ごして欲しいといつも思っています…

     見えないから起きて無い のじゃなくて、見えない場所にこそ、本当の悲しことは隠されています

     皆さんが知っている競馬や乗馬、それに限らず、一緒に頑張ってきた馬たちがどんな末路になっているのか、ぜひご覧下さい…

    http://jp.youtube.com/watch?v=945HzT2zRZ8

     この樹氷のように、長く留まる事の無い馬の命…

     競馬や乗馬…馬と共に歩む人間側が心を入れ替えていかないと、馬たちに安楽な旅立ちは在りません…

     馬に限らず…犬も猫も家畜もペットたちも同じです…

     人間が人間で在る以上、出来る事があるはずですよネ

      人気blogランキングへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ

    ☆クリック応援頂き感謝いたします☆

  • 針の傷み

    Photo_30

     涼しくはなってきたと云え、まだまだアブがおります…

    馬たちも夕暮れに出て行っては帰ってきて…良い運動です^^ 

    こんな大きな生き物でも、アブの一刺しは応えます… 猛暑は去ったようですが、内地はまだまだ大変な様子…

    人間ばかりでなく、生き物たちは大丈夫かと思いますよネ

    Photo_30 背中のアブを追うヒビキ…

    一匹のアブにでもこんなに反応しますから、彼ら生き物が肉にされる時、命を絶たれる時、どんなに刃物の痛みを感じ、恐怖を感じているかを考えるだけでも恐怖ですネ…電気ショックなんて、流れ作業で効いていませんから…

    肉食の野生動物は、毎日肉は食べませんよネ…一度命を頂けば数日はそれで生き延びていますが、人間と云う生き物は『やれ焼肉!』と毎日騒ぎますよネ… 他にも食べる物は山ほどあるのに…やれやれ…

    さて、話は変わりますが…旦那がナチュラルフーフケアを施している馬の蹄が、良い感じになってきた と喜んでいました^^家の馬たちも徐々にですが良い感じです。 蹄が命の馬が、蹄が原因で命を絶たれる事が無いようになれば良いな~~~と思います。  

    ※ どう変わったか?写真が有るのですが、許可が出てからアップいたします^^

    大ちゃんが微熱で、吐いたりしましたが元気です^^ お昼寝を起こさないように気を使って草刈していたら、暫くして自分で起きて麦藁帽子被って外で遊んでました^^  成長していますネ… 頼もしい~~~

    人気blogランキングへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ

    ☆クリック応援いただき感謝いたします☆

  • 1日が目まぐるしいです

    Photo_30 今日も暑かったです~~~日中玄関の温度計で30度まで行ってました… これからは下がり傾向であって欲しいですネ 今からこれじゃ、暑いの苦手な自分は夏が来る前に死にます^^;

    ドッグランの草が伸びてきたので、レイラを草刈に入れました。暫く犬たちが興奮して追いかけようとしてしていましたが、レイラ囲まれて吠えられても全然気にしないから面白いです^^

    今朝はドッグランでチャンス(写真右端の白い犬)が日向ぼっこしていたアオダイショウを2匹も噛み殺してしまいました…

    息子のガイアと一緒に…朝1番に犬たちを放牧して子供達の支度をしていたら、なにやら騒がしくなって…窓から見たらヘビ咥えていて… 急いで外に出ましたが、既に遅くて皮は剥がされて、引っ張りあいこで正に首が千切れる瞬間でした…

    あ~~~確認してチャンスを放せばこんな事には…2匹も犠牲になってしまいました…他の犬たちは全然見向きもしないのに、チャンスは去年も大きなヘビを半殺しにしたんです…食べるわけじゃないし、殺してしまうだけなんて…野良犬上がりのチャンスは本当に激しいです…

    ヘビたちの亡き骸を山に置きに行きながら、ヘビたちに申し訳なくて朝から気持ちが沈みました…

    Photo_30

    気を取り直して…これは昨日アップ仕切れなった、ハースと大豆のデットヒートです^^

    Photo_30

    身体中のバネを使って、凄いスピードで走っていました^^

    Photo_30

    脚の関節がこんなに柔らかいんですよネ…後なんて、地面に着いています…

    Photo_30

    実は昨日、馬がまた脱走したんです… 夜世話に行った旦那が走って帰ってきて「馬逃げている…手伝ってくれる?」

     可也の距離走って追いかけたそうですが、暗くて姿見失った・・と…

    懐中電灯もって車で探しに出たら、向こうから対向車のライトに照らされて帰ってくる4頭の姿… 左右は農家さんの大切な畑…冷や冷やしながら旦那が馬に無口かけて曳くのを車のライトで照らしながら帰宅しました。他の馬は着いて来ています…用心の為にパドックに皆入れて足元の確認…

    「脚がきれいだから畑には入っていないだろう」 そう思いつつも、直ぐに畑の確認に走って…暫くして戻ってきて、

    一応大丈夫そうだけど、お隣に電話で事情を話して【もし足跡見つけたらご連絡下さいと…】伝えて、脱走した場所の確認に…一箇所ロープが切れていて、板を打ち付けてこの日は終了…  

    で、これは今日早めに帰ってきて、ロープを追加で張っているところ… 自分は軽乗用でロープを張る係り^^  この防風林抜けて脱走しました…気がついたら随分新緑進んでますネ^^しかし、忙しいとは言え牧柵早く完成させないと…畑に何か被害が出たら大変です…

    人気blogランキングへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ

    ☆クリック応援頂き感謝いたします☆

  • しゃぼん玉(魂)

    Photo_30

    しゃぼん玉 飛んだ 屋根まで 飛んだ

    屋根まで 飛んで こわれて 消えた

    しゃぼん玉 消えた 飛ばずに 消えた

    生まれて すぐに こわれて 消えた

    風 風 吹くな しゃぼん玉 飛ばそ

    風 風 吹くな しゃぼん玉 飛ばそ

    詩・野口雨情

    今日、秋田で起きた子供の殺人事件の裁判…殺された2人の子供がしゃぼん玉を飛ばしているビデオが、何とももの悲しいです

     この詩は、野口雨情が幼くしてなくしたわが子に向けて作った詩とも聞きます。

    折角この世に生まれてきて、無情にも命を絶たれた幼い命たちへの鎮魂歌なのでしょうネ

    勿論人間に限らず、命はこのしゃぼん玉のようにはかない運命ですが…う~~んと天高く上って、そして消えていって次へ生まれかわって欲しいです。 今度こそ幸せに…

    ※ しゃぼん玉の写真はここから頂きました。 (多少加工有り)http://www.lion.co.jp/kids/eco/hito1.htm

    Photo_30

    今朝は冷え込みました~~~気温は見ていませんが、樹氷です…我が家の車も薄っすら凍っています。

    Photo_30

    霧も出て、馬たちも見えにくいです…ずっと雲って寒い1日でした…

    Photo_30

    防風林の向こうにモックが走っていってしまって、リョクが気にして見てます…とても幻想的な森になってますネ・・・

    人気blogランキングへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ

    ☆いつもクリック応援頂き感謝いたします☆

  • 自分では変えられないこと

    Photo_30

    世の中には、どうする事も出来ない物事が一杯ありますが、その中で一番辛い事って…

    先日、知人の娘さんが2年近い闘病の末、去年の秋に亡くなったと知りました。 12歳でした…コウキの幼馴染のお姉さんで、何度か会って挨拶もしてくれて…走り去っていく髪の長い後姿が今でも焼きついています…

    お互い同じ頃に引越しや何か重なって、連絡も取らないままになっていましたが、今年、何も知らないまま自分は年賀状を出してしまって、直ぐにメールを下さって知りました…驚きと残念さで暫く頭が真っ白になりました。 

     知人は、母親として、淡々と闘病や息を引き取った時の様子を伝えて下さいました…その言葉の端々に、到底言い表せない苦しみや悲しみが込められていましたが、不思議と悲壮感が無い事に、驚きと尊敬の念を抱きました。  

     同時に、無情とも言える事実が沢山伝えられる世の中、命はなんともはかないものだと改めて認識しました。 生きている限り、自分自信も含めて、死は必ずどんな形にせよ身の回りに訪れますし、こればかりは神様のみぞ知る…です。

     この世に生きて出会えたことに感謝して、愛する者を穏やかに天国に送り出してあげる事が出来るような、そして自分もそうやって見送ってもらえるような人間になりたいと思います。  毎日活きていることに感謝できるよう、それぞれの命が存在する意味を尊重出来る人間になれるように…与えられた命を活きたいと思います。

      人気blogランキングへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ