世の中には、どうする事も出来ない物事が一杯ありますが、その中で一番辛い事って…
先日、知人の娘さんが2年近い闘病の末、去年の秋に亡くなったと知りました。 12歳でした…コウキの幼馴染のお姉さんで、何度か会って挨拶もしてくれて…走り去っていく髪の長い後姿が今でも焼きついています…
お互い同じ頃に引越しや何か重なって、連絡も取らないままになっていましたが、今年、何も知らないまま自分は年賀状を出してしまって、直ぐにメールを下さって知りました…驚きと残念さで暫く頭が真っ白になりました。
知人は、母親として、淡々と闘病や息を引き取った時の様子を伝えて下さいました…その言葉の端々に、到底言い表せない苦しみや悲しみが込められていましたが、不思議と悲壮感が無い事に、驚きと尊敬の念を抱きました。
同時に、無情とも言える事実が沢山伝えられる世の中、命はなんともはかないものだと改めて認識しました。 生きている限り、自分自信も含めて、死は必ずどんな形にせよ身の回りに訪れますし、こればかりは神様のみぞ知る…です。
この世に生きて出会えたことに感謝して、愛する者を穏やかに天国に送り出してあげる事が出来るような、そして自分もそうやって見送ってもらえるような人間になりたいと思います。 毎日活きていることに感謝できるよう、それぞれの命が存在する意味を尊重出来る人間になれるように…与えられた命を活きたいと思います。
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