ここ数日 1月らしく冷え込みが増してきました
今朝は-14度 樹氷も見事です^^
その分 日中は暖かく
馬たちもつかの間の休息…^^
以前からの旦那の夢だった
馬橇の2頭曳き用の 自作馬の試作品が出来たので
早速モモとローザで試運転
馬場ではサラ軍団が嬉しそうについて来ます
いつもは集中できないので追い出しますが
旦那が叱れば ちゃんと離れて見学していたので
そのまま調教を行うことに…
最初はローザも戸惑って
中々息が合いませんでしたが
人も馬も段々慣れてきて 良い感じです^^
見学馬もマナー良く見ています
暫くは 穏やかなひと時でした
が!
ここで 思わぬアクシデントが発生しました!!!
これはブライトヒルの左後肢です
突然 一時停止している馬橇にブライトヒルが近寄り
モモの正面に来て 馬橇の上からの旦那の一喝も聞かないまま…
一発 蹴りを入れました
それが運悪く モモの馬具の金具にヒット
蹄冠部(蹄の付け根)から血が流れ始めました
ベットラップを切らしていてタオルで止血するものの ピュピュと血が出続けます
動脈を切ったな…旦那が呟きます
知人の獣医師に連絡
幸い 偶然に家の近くにいることが分かって 直ぐに来てくださってゴムとバンテージで止血
それでも 患部からの出血は見られました
「貧血もしていないし3~4時間でゴムバンドは外してください それで止まらなかったら手が無いです」
とのことでしたが
もし その時間にも止血が出来ていなければ…?
写真は 日高の家畜診療所のHig先生に様子を伝えている旦那
http://drhig.blogzine.jp/equine/
全身麻酔で手術したほうが良い…との事
馬はケロッとしていますが
楽観して血が止まるのを待つより 早急に日高に運ぶことにしました
急いで踵に添え木を作って固定して
町内のT田さんから馬運車をお借りして そのまま旦那一人で向かいました
自分は子共達も休みでいるし家のことが有ったので 留守番に…
前日の降雪で最悪の道路状況と日高の予想外の吹雪に
可也慎重に運転していると連絡が来ました
無事に手術も終えて 覚醒待ちと連絡があったのが夜の6時過ぎ
思っていたより深い怪我で 動脈も縫ったとか
9時過ぎに帰ってきたブライトヒルと旦那
どっちも疲れきっていたと思います
でも 思い切って運んで処置して貰ってよかった…何度も繰り返す旦那と自分
この事故が起きた理由 思い当たるとしたら…
ローザに発情が来てて 偶々横に居たモモに嫉妬したブライトヒルがけん制に行った?
ローザがしたボロを嗅いでから おかしくなりました
モモとは普段から顔見知りの馬同士なのに あえて狙って蹴ったのです
ローザやモモに怪我が無くて幸いでしたが
セン馬ではありますが 心理状態の複雑さを目の当たりにした一件でした
おかしな行動をとるなら 最初からとりますから予期もしませんでした
丁度 ローザのオーナー Yさんがご夫妻で面会にいらしていました^^
ご心配をお掛けしたら申し訳ないな~~~と怪我のことは言わなかったのですが
後でお電話をくださいました
余計なご心配をお掛けして 済みませんでした
ブライトヒルにも悪いことをしてしまいましたが
暫く安静に過ごしてもらいます
失血死に至ることなく 名医の処置を受けることが出来て感謝しています
☆ 写真はクリックで拡大されます^^
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