5日 運動会から帰って夕方 ハースの様子が少し気になりました
歩きながら大豆と一緒に並んで 青草を食べていましたが
後肢の送に少し違和感を感じましたが この時点では
そんなに大事になるとは 思いもしませんでした
夜 帰宅した旦那が 飼い葉を食べられないのを確認
口の中や全身を確認するも はっきりした事は分からないまま
ハースは 外を歩き回ってはいましたが
やはり 後肢の送りがおかしいまま
※ 写真は昨日の朝 M獣医師の診察中です
この時点では 草も食べています
向かって右の赤丸の牧柵が 根元から2本折れていました
推測するに これにぶつかって 腰か首を痛めたのではないか?
なのに 外傷も一切無い 腫れも傷も無い…
スピードを出して止まれなくなってぶつかる場所でもないです
取り合えず 一晩様子を見ることに
朝の3時に自分が見た時も 濃い霧の中 一人で放牧地に佇んだり歩き回っていて
手にした青草も食べていました
それが 朝 旦那が見た時点で歩けなくなっていました
マッサージで少し歩き始めたけれど
神経…脊髄でもやったな? と判断
知人から紹介していただいた 馬専門のM獣医師に来て頂き
動脈が肥大しているのを確認できました
旦那も 自ら手を入れて試しています
これはどこかで 血流がとまっている
体温 34℃ 貧血が進んでいました
表情は 穏やかです
意識が遠のいているようです
ハースは不安で いなないています
何度も 自分に顔を摺り寄せてきましたが
撫ぜて声をかけるしか出来ません
先生と旦那で マッサージしています
様子が一気に変わってきました
一刻も早く 日高に運びたい…
そう思っている矢先
発汗し始め 震えが始まりました
歩けなくなったハースに
心配そうに話しかける相棒の大豆 (動画です)
ハースもしっかり応えています が
この数分後に もう寝かせてくれ…と云わんばかりに倒れました
瞳孔も開き始めて 心拍も激しくなりました
もう助からない
覚悟した旦那が 顔を撫ぜながら話しかけています
M先生が察して 『安楽死しますか?』
の問いかけに 沈静剤を入れて頂きました
もちろん パコマは拒否です
コウキも大ちゃんも お別れに来ました
段々 呼吸も乱れて
何度か肢をバタつかせて 起きようとしましたが
30分ほどに(感じましたが、はっきり覚えていません)で大きく息を吐いて 亡くなりました
失血死になるので 意識が遠のいて 苦しまずに逝けたと思います
外からは分かりませんが 身体の中は…
でも 確認しなければ…
不思議そうに 近寄っていました
呆気ない別れになりましたが 落ち込んでいる暇はありません
現実は待ってくれませんから…
日高の火葬場まで どうやって運ぶか
手配しなければなりません
三石の診療所のHig先生が 『検死するなら早く連れてきた方が良いです』
とのことで haruちゃんのパパの牧場からユニックを借りて
まだ身体は温かいものの 死後硬直が始まったハースの肢に
旦那がロープをかけ始めるのを手伝いました
500キロ以上が横たわれば 人力ではどうしようもないです
絨毯やシート ロープを駆使して トラクターで吊り上げてユニックへ乗せました
自分は 数時間留守になるので家の事を片付けて 子供たちを乗せて
自家用車で日高の診療所に向かいました
子供たちは 浦河の実家に預ける事に…
※ 7日のブログに続きます
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