馬・人に会う

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昨日は haruちゃんのレッスンがあり

相馬のおじいちゃま おばあちゃまも見えて見学されていました~~~^^

haruちゃん ぐんぐん成長していますよ~

秋のイベントに向けて 目標持ってガロと頑張っています!

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レッスンの後 改めて旦那が乗り運動しました

日々英気を養って 心身元気になって来たガロ

目つきもやんちゃになってきて 

身体も余し始めています 

レッスン程度では足りないようです

横では モモが待たされています (草を食べ過ぎたので 繋がれているだけ~)

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色々やって 汗いっぱいかいてます

よしよし

最後に褒めてもらってます^^

大人しくて 人間に従順なガロ

でも 時々メンテナンスしないと

我侭なだけの馬になってしまいます

レイニングをスパルタ教育されてきたガロ

リリースがOKの合図なら

褒める と云うことはしない調教方法

過去は 決して楽しい記憶ではないと思います

我が家の考えは 180度違います 

今後 どう変わっていくか…???

人間次第ですネ

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こちらは サラ・トリオ

行動はいつも一緒です

亡きハースも加えたら 

我が家にはサラブレッドは5頭でした

1歳で廃用になった大豆と 

デビュー前に故障して廃用になったブライトヒル以外は 

競馬経験があります

乗馬に転用するには 根気も要りますが

家の馬たちは 特に期限も無く 積極的に調教をしている訳ではないので

本当に のんびりモードです

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旦那の実家は 競走馬の育成牧場です

生産牧場から2歳で移動して来て 初期馴致が始まり

3歳でトレセンに行くまで 半年ほど調教が行われます

今は 跡継ぎの旦那も家を出て 牧場も縮小し馬も少なくなりましたが

自分がスタッフで働いていた頃は 多い時で50数頭居ました

なので 毎年毎年 40頭以上の馬との出会いと別れを経験します

本当に 競走馬の現場は流れ作業です

休養に帰ってくる馬はわずかです

一度送り出したら 2度と会えない馬たちが殆どでした

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色んな 馬たちと出会いました

これは競走馬には向かないだろうな~~~

これは走るのかな~~~

とか 心配になる馬も沢山居ました

案外 乗り手も限定された優秀な馬が 大して結果も出さず

自分の様な下手な馬乗りでも乗れるような 大人しい従順だった馬が

グレードレースで勝ったり 中にはダービーで3着に入るような馬も居ました

馬に関わる人は 馬を見る目が有るのか無いのか 分からない世界でもありました

でも 引退したら 何処に消えるか分かりません…

競馬の世界は どんなに頑張った馬たちでも

たとえ ダービーで勝っても 何億稼いでも

将来は保障されないんですよネ

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家族として 我が家の一員になったサラ達

馬にランクやレベルを付けるのは 人間の勝手な都合です

競走馬で花が咲かなくても 

家族として 伴侶としての素質には

何の問題も無いんですよネ

引退しても 穏やかな暮らしが出来れば

人間の要求が理解できたら

馬は変わります

馬が変わるのは

人が変わるからです

この人は 何を要求しているのかな?

この人は 大丈夫なんだ^^ と

馬に信用してもらえる人間になる事が

馬と関わる条件の第一歩だと思います

人同士でも

相手の反応が 自分の今の態度

と聞きますが

馬の反応が 全てなんだろうな~~~と思います

至ってシンプルな方が

馬には伝わると思います

物事を複雑にしたがるのは

人間だけですから…^^;

全ての 引退競走馬や乗馬たちに

素晴らしい人との出会いがありますように…

誰と出会い 誰と過ごすか

人間は自分の判断でいくらでも人生を選べますが

馬たちには 選択の余地が無いですから…

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コメント

“馬・人に会う” への8件のフィードバック

  1. aiのアバター
    ai

    JRAでは条件を満たしている馬は、引退しても老後の…
    JRAでは条件を満たしている馬は、引退しても老後の手当が出るとかなんとかの制度があると聞いたことがあります。(詳しい条件はわかりませんが)
    それでも申請して老後まで面倒みるような馬主は少ないんですかね?

  2. 氷野のアバター
    氷野

    aiさん
    aiさん
    早速ありがとうございます

    JRAの規定では 重賞勝ちの馬が3万円毎月出るという事でしたか
    500万以下でも勝つことすら出来ない馬
    ターフに出ることも出来ない馬の方が圧倒的に多いですよネ

    3万円頂いて
    生産牧場で余生を送る馬もわずかだと思います

    引き取るのは 馬主よりも個人が多いと思いますが
    3万円でずっと養うのは大変です
    一人でも 3万円出なくても
    責任持って見守ってくれる人が居たら
    その馬は 救われると思います
    出会いですよネ

    競馬に限らずですが
    安泰な一生を望めるのは
    ほんの一握りだと思います

    詳しい知人の情報では
    地方競馬でも 特定の重賞で勝てば
    引退後 2万円の助成金が出るそうです

    JRAでは 助成金を貰った馬は
    見学者にはいつでも馬を見てもらえる環境が必要だったと思います

  3. aiのアバター
    ai

    なるほど・・・
    なるほど・・・
    重賞勝ちで3万ですか・・・
    さらに見学できる環境。
    それでは預託受ける施設も管理が大変ですね。
    デビューできない馬や、デビューしてもひっそりと去る馬のほうが圧倒的に多いですよね・・・

  4. kanoのアバター
    kano

    うんうんと、うなずくことばかりのおことば。
    うんうんと、うなずくことばかりのおことば。
    私の愛馬も、以前は、とても険しい目をしていました。
    きっとたいへんな人生だったんだと思います。
    人のことも嫌いみたいで、触られることも大嫌いでした。
    でも、7年たった今では、いつも、いちゃいちゃする関係になっています(笑)
    愛馬が変わったのは、私が変わったからだと思います。
    馬も人も、共に生きる存在、一緒に幸せになる存在、
    そんな、当たり前なことなのに、わかっているつもりで、まちがったことをいっぱいしていた私です。
    愛馬が、私に気づかせてくれました。
    そして、乗れても乗れなくても、一緒にいることが大事、と感じながらともに過ごしてきた中で、
    愛馬と私は、とってもいちゃいちゃする仲になりました(笑)
    「この人は、大丈夫^^」
    って、愛馬に思ってもらえたのかな、と思いました。
    氷野さんのことばを読みながら、これまでの愛馬との、いろんな事を思い出していました。
    深い言葉だと思います。

  5. アルテミスのアバター

    私は、自分を飾ることが苦手
    私は、自分を飾ることが苦手
    ありのままで、日々生活しています
    ウイッシュに伝わってるかな~
    日によって、あの子の気持ちは違う
    気がします…

    蹄の状態が改善しません…

  6. 氷野のアバター
    氷野

    aiさん
    aiさん
    本当に…世に出ない馬の方が圧倒的に多いのですが、その馬たちにもオーナーは居るんですよネ…
    馬に対する福祉が完成されないまま、馬たちを娯楽として使うのは人間のエゴなんですよネ

  7. 氷野のアバター
    氷野

    kanoさん
    kanoさん
    馬は、自分を理解してくれようとしている人の過ちを許してくれる寛大さがありますよネ
    悪かった
    ごめんな
    って 心から馬に改心すれば認めて受け入れてくれる気がします

    動物は悪意も無ければ 下心もないから
    問題は人間のほうだと思います

    この馬は駄目だ

    そう言っている 人間のほうが駄目なんだって認めないといけないですよネ

    相手が生き物であろうと
    人間は謙虚さは忘れてはいけないですよネ

  8. 氷野のアバター
    氷野

    アルテミスさん
    アルテミスさん
    生き物の前では 飾る必要も無いですし
    見抜かれますしネ^^;
    騙されるのは 人間だけ~~~

    蹄…なんとか改善される事を信じています
    病んでいる生き物を治すのは 
    獣医でもない 装蹄師でもない
    日々お世話する人ですから^^

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